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■恋愛冩眞  (H)

at  渋谷東急3 2003 06/24

堤演出と広末をはじめてスクリーンで観た。
広末って、こんな良かったんだ、スクリーンで観ると。
CX「ビーチボーイズ」のときのオキャンな広末は気に入ってたけど、
早稲田進学の頃、なんか盛りのついたメス猫的なイヤらしさ感じて、
CX「リップスティック」でゲンナリして見放してしまったけど、
いいねぇ、銀幕の彼女は、なんか妖しくて、哀しくて。

TVはもういいから映画に専念しなさい、広末さん。
なんか、ひさびさ当て書きしたくなる思いが湧き起こりましたわ。

と、こんな広末に見せてくれたのは堤カントクの腕ですかね。
完璧に彼女の可愛い表情とらえるのに集中してるもん。
対する小池栄子なんかバケモノ扱いだし・・
(小池嬢は違った類いの作品で頂点を獲れる!)
しかし、もったいない作品だこと!
愛した女の生きた時間を、ファインダー通して追体験するちゅう、
基本プロットはスゲェ泣けるのに、
あのNYに着いてからの中盤のだるさは何?
あの辺の話の転がしは、カスだぜカス、あんな謎解きなんぞ要らんわ!
ちゃんとしたホンなら、もっと泣ける話になったろうに。
広末の魅力に引っ張られて最後まで観れた感じ。

あと、龍平君も存在感あるけど、あのモノローグはヤメテ!
堤カントクも才能あんのに、ちゃんとしたホン選ばんと、
若いもんが台頭してきた時ヤバいんじゃねぇの?
ボンクラ森田みたいに腐らんことを祈る。
全体として、大林センセの失敗作を観た後、
でも、なんか愛しいっちゅうのと似た感じ。


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by cinema-stadium | 2003-06-24 22:39

スタジアム管理人凹貞治


by cinema-stadium