■大脱走  (HR)

at  渋谷東急2 2003 06/29

朝上映開始1時間前に行ったのに、1回目の分はすでに売り切れ、
2回目の分もあわや、という直前に買えたほどの大人気。
ということで、一旦家に帰って昼過ぎに再度出直し。

なんと言ってもニュープリント上映である。
はるか昔、クマモトの名画デンキ(のちのシネロマン)で、
「燃えよドラゴン」との2本立てで観たことがあったが、
そのときの「大脱走」は、作品の目玉でもあるマックイーンの
バイクジャンプがそっくりそのまま抜け落ちてた。
なんでも、初公開時のプリントの多くがそんな目にあってるらしい。
原因は、各地の映写技師さんたちが
故意に切り落として持ち帰ったとか。

ほいで、今回、その部分がちゃんと残ってることを願って観たのだが、
さすがはニュープリント上映である。
スクリーンでマックイーンのバイクジャンプが観れるなんて、
生きてて良かった。

やっぱ、場内の雰囲気が最高であった。立ち見満員の熱気もそうだけど、
何より、皆がこの作品を「愛してやまない」
というヤツラの集まりみたいで、その愛の熱気が実に心地よいのである。
んだもんだから、笑いのシーンの3秒ほど前には、
もう、そこいらからクスクスっと微かな笑い声が湧き始めるといった具合。

この作品の最初と最後に起こった拍手は、
江戸における特別上映特有の「お約束ごとの拍手」でなく、
皆の気持ちの正直な表れに聞こえたね、おいらは。
う〜〜ん、それにしても幸せな時間やった。

作品の内容はもちろん言うまでもなく完璧!
キャラ一人一人が何度観ても愛しくてたまらない。
映画を観始めて30年あまり、「面白さ」という点で、
この作品を超えるものにいまだ出会ってない。

あ、このニュープリントはシネカノンが配給してたから、
恐らく、今回の「さよなら東急文化会館企画」だけでなく、
そのうち各地でリバイバル上映されるんじゃないかな。
この日の熱気は、リバイバルに向けた
最高の宣伝になったでありましょうぞ。


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by cinema-stadium | 2003-06-29 22:45 | Comments(0)