■ラストサムライ  (HR)

at  109シネマズ 2003 12/21

これを、今この時代に、ハリウッド映画として見せられる、
という事実が、何よりイタイ。
それほど、深淵なるものに触れようとする
姿勢と意志が確かに感じられた。
「ラストサムライ」は志の映画である。

確かに渡辺謙はスバラシイし、福本清三も、真田広之も、小雪も、
作品の中での各々の役割を最高のカタチで果たしてると思う。
彼らが評価されるのは当たり前と思うけど、
やはり、おいらは、トム・クルーズの力を無視してはイカンと思う。
日本人村に一外国人としてポツンといても、
全然浮いて見えることなく、むしろ溶け込んでいる・・
かといって、存在感がないかと言えば、ちゃんと主役として、
役得の感もある渡辺謙と同一画面に入れば、
一歩も引かぬハナがある。

「ラストサムライ」はあくまで、トム・クルーズの映画である。
なんか「ラストサムライ」という外来カタカナ言葉の
タイトルになってるコト自体が、
現状の日本人をそのまま表してるような気がする。
個人的には、いろんな意味で、あのタイトルは
すごく痛烈な皮肉に思えちゃう。


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by cinema-stadium | 2003-12-21 00:11 | Comments(0)