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■ホステージ  (H)

at ミラノ座 2005 06/09

思いのほか、プレゼンが早く済み、
1本観れる時間ができたので急遽、歌舞伎町へ直行。
時間が合うのは「バタフライエフェクト」とこれ、
どっちにするか迷ったが、脳が疲れてるときは
アクションに限るとこちらに決めた。

おお、オープニングクレジットは、
さりげなく手の込んだもんを作っとるやんけ・・
その余韻を借りてから最初の5分でブルース・ウイリスのキャラ設定を
バンと打ち出すあたりは、ハリウッドアクションの
王道を行ってて、わかりやすうて、よかよか、

しかし、人質立てこもり事件に加え、
もう一つ事件が起こってから、途端にリズム悪くなる、、
てゆうか、混乱しているようにしか見えんくなる、、
登場人物が混乱するのはわかるが、映画が混乱しちゃいかんですよ、、
きっと原作はその辺、心情描写がみっちり描かれてるから、
主人公の一つひとつの行動に共感できるんでしょうけど、
これじゃあ、主人公の意図が読めず、
単に横暴な行動にしか見えんですよ、、
てゆうか、作り手がもう一つの事件のことを
放ったらかしてるのがいかん、、

そもそもウィリスは残念ながら優秀な交渉人には見えんし、
さらに致命的なのは、立てこもるヤツらが
「パニックルーム」の犯人ばりの無計画なバカばっかりてゆうのが、
何とも、、

今思えば、「24」(シーズン1)はその辺、
違う場所で進行するいくつもの事件を奇跡のようなバランスで絡めて、
その上で2重3重にひっくり返していったから、
改めてスゲェ作品だったなぁと思いますわ。

あ、、関係ないけど、故・野沢氏の「リミット」を
ヒラリー・スワンクVSニコール・キッドマンで
映画化したらきっと傑作になるぞ!と映画観てて考えてた、、。

てことで、映画の悪役がバカというのは、いかんです、
おいらは、とっとと殺しちまえ!としか思いませんもん


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by cinema-stadium | 2005-06-09 02:59

スタジアム管理人凹貞治


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