尾崎トリビュート「Blue」

知り合いでないにも関わらず、おいらには、
人生において相当量の愛を注ぎ込んできた個人が3人いる。
一人がスピルバーグで、一人が松井秀喜で、もう一人が尾崎豊である。
この3人にこれまで費やした時間と金は相当なもんだと思う。



カミサンが尾崎嫌いということもあって、
最近すっかり聴かなくなったんだけど、
昨日の発売日には、やっぱ性懲りもなくトリビュート版を2作とも買っちまった。
で、マイナーやアマチュア参加の「Green」の方はまだ聴いてないけど、
メジャーミュージシャン参加の「Blue」をさっき聴いた。

おいらは尾崎を愛しながらも、同時に、尾崎の
「歌、および言葉」に共感するとか、
感動するとか言ってるファンのヤツらが大嫌いである。
こういうヤツらは、映画を「話」でしか見れないヤツ、
野球を「勝ち負け」でしか見れないヤツと同じで、
話しててもちっとも面白くない。

尾崎の魅力というか、本質は、
強烈なエゴイズムと命懸けのナルシシズムで塗り込められた
テロリスト性である(生意気だが、これは断言する)。
これまで、おいらの尾崎観と一致してることを公で言ってたのは、
トリビュート版プロデューサーの須藤晃と、坂本龍一だけだ。

これが分かってないヤツらは、「トリビュートは尾崎を愛するアーチストだけが
集ってやるものだ」とか宣って、今回のトリビュートを認めてないらしい。
つくづくコイツらバカだねぇと思うし、その閉鎖性が心底気持ち悪い。

尾崎の作品を彼以外が演るんであれば、単なる「歌」であって
誰が歌おうが一緒なんである。
おいらは、最初にミスチル、宇多田・・とかのメンバー見たとき、
須藤Pのコンセプトは、尾崎の曲を「歌」として解放することだと確信したよ。
いいじゃん、NHKの「みんなのうた」大全集みたいで、
いろんな奴が集まってやるの楽しいじゃん。

で、「Blue」・・
いやぁ、それぞれのアーティストが自分たちのフィールドで
歌ってるのが実に気持ち良かった。
桜井くんの歌声聴いて、これミスチルの持ち歌だとしても
違和感ない、と思ったし、
175Rの「十七歳の地図」は、ホント楽しかった。
いちばん原曲をいじってたのが、尾崎の親友・岡村靖幸と、
尾崎の息子参加のCrouching Boysだったちゅうのが可笑しかったし、
ある意味震えたね、、、結局、いちばん身近にいたヤツらが、
尾崎の作品を自由にしてあげたいんだよなぁって。

「Green」のほうは、地元クマモト在住のバンドが
須藤Pの指名で参加してるらしい。
早く聴きたいけど、その前にいろいろ済ませねば・・
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by cinema-stadium | 2004-03-25 05:17 | Comments(0)