奥田英朗「最悪」

週末、風邪でダウンして、ほとんど布団の中だったが、
また本で幸せな出会いが・・

奥田英朗の「最悪」は最高!!!!
出版から随分経ってるけど、なぜに知らなかったのか
自分で自分が腹立たしい!
実家の方の言葉で言えば、死にかぶるごつ面白か!
面白さだけで言えば宮部さんの「模倣犯」以来の震えと涙!



まったく別世界に生きる3人それぞれの悪運が蓄積され
一箇所に集約していく
その圧倒的なまでの臨場感と緻密なまでの構成力、
日常に根付かせた伏線とその嘘くさく無さには、心底驚くのみ。

目下、読んだ自分も、悪いことに悪いことが連鎖してる状態なんで、
笑っちゃうほどに主役の一人の町工場のおっさんに共感し号泣!!
傑作である!
作者は今回初めて知ったが、元コピーライターだと・・ううっ

以前、沢田研二でTVドラマ化され、
愚作だったらしいが(解説に書いてあった)、それも知らんかった・・
これはTVじゃなく、まさに、映画でしょう!

しかし、日本の小説ちゃあ、あなどれんですなぁ・・
映画化されておかしくないのが、ゴロゴロしとるような・・
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by cinema-stadium | 2004-03-15 03:00 | Comments(0)