ここがBest?どうナノ?

イタメシ屋だろうが、コンビニだろうが、
あるいは、その日限りのフリーマーケットだろうが、
店を出そうというときに、集客のいちばんのキーとなるのは、
それをどんな場所に出すかということになるであろう。




ビルの壁面広告だって同じで、誰も通らないような通りのビル、
誰も気づかないような方向に掲げたって、ほとんど見てはもらえない。
宣伝効果の面からいえば、壁面広告にとって、場所という要素は
きっとスペースの大小や、デザインの善し悪し以上に重要なはずである。

渋谷を歩いてたら、思わず「なるほど」と思ったビルの壁面広告に出くわした。
ハチ公前広場から、公園通りに向かっていく途中の
西武B館の壁面に掲げられてる「iPod nano」の広告である。

何が「なるほど」なのかと言えば、
この広告に向かって左の通りに入れば、すぐHMVがあり、
右の通りを進んでいけば、すぐTOWER RECORDなんである。
つまりは、HMVとTOWER RECORDの、しかも
ともに全国でも1、2を争う巨大な店舗のちょうど真ん中、かつ、
ちょうど入り口にある場所に「iPod nano」の広告である。
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これから、CDを買いにいこうとしてるiPodを持たない人に、
「今から買う音楽をあれで聞けたらなぁ・・」と思わせるには
広告の場所として、まさに「なるほど」の場所なんである。
さすが、アップルはやることが戦略的…と思った瞬間、
ちょっと待てよと。

目的のCDを手にしたとして、HMVやタワーからの帰りには
この広告は極めて目に止まりにくい場所に位置することになる…
この向きだと、帰りにはiPodのことなど忘れ去られるじゃん。

この広告をCD買った帰り道に見せたら、購買意欲を高めたまま
家路に着かせることができるのに…
しかも、帰り道の途中には、iPodを扱ってる家電の量販店もあるから、
そのまんま勢いで「iPodも買っていこう」となる人もいるかもしれん…
とすれば、こりゃ、どう考えてもBestの位置は、
この広告と向かい合ってる反対側のビルだよな…

もっとBest of Best な場所は、渋谷駅・東急百貨店の
ハチ公前側の壁であることは間違いないんだが、
あそこは広告料が全国一(世界一?)高いらしいからなぁ…
さすがのアップルも、所詮は「iPod」のラインナップ強化の一つに過ぎない
「nano」の宣伝予算では、あの場所は確保できなかった、、とみるが。

しかし、そんなこと考えて、こんなこと書いてるおいらも、暇だねぇ、、
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by cinema-stadium | 2005-10-16 17:59 | Comments(0)