WBC総括

少年時代のスーパースター王さんの名前を管理人名に拝借しているおいらとしては、実に感無量である、、

まずは、ジャパンメンバーとスタッフには「おめでとう」と、「ありがとう」という言葉しか見つからない。



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にしても、負けた試合を含め、全試合がいい試合だったし、気持ちの良い試合だった、、
いやいや、何より重要なことは、そこなんである、、

ハッキリ言って、日本のプロ野球は「昨年を除き」ここ10年の間、異常なくらいツマらなくなっていた、、
その最大のガンは、当然、各チームの主力選手を金でコサギ集めることだけで勝利を得ようとして、
王&長嶋といった偉大な選手が築きあげた遺産を見事に食いつぶしてきたクソ読売であることは言うまでもない。
結果、一人のスター(?)選手のご機嫌を伺いながらの、チンタラチンタラしたクソ面白くもない試合が続くようになった、、
なかば芸能人と化した(勘違いした?)、ヤクザまがいの風貌をした品性のない選手が単に集まっただけの球団には、プロフェッショナルとしての誇りもなければ、チームとしての輝きもなく、年間146試合の消化試合を見せられるのと同じであった、、

こうなりゃファンが離れていくのも当然だし、ホントに、プロとしての野球をしたい選手がメジャーリーグを求めるようになるのもスゴく自然であった、、

んで、ここで「昨年を除き」というのが関わってくるんだけど、昨年は、そんなクソ読売が地に貶めた野球の面白さを取り戻してくれたチームがあった。バレンタイン率いる千葉ロッテだ。
彼らのやる野球は、実に面白かった。「投げて、打って、走って」の野球の動きすべてを、プロとしての高いパフォーマンスで、しかもそれをチームとしての高い結束力のもとに見せてくれ、日本のプロ野球もまだ捨てたもんじゃない…そう思わせてくれた。

今回のWBC優勝の伏線は、昨年の千葉ロッテの優勝にこそあると、おいらは思う。
ロッテ選手が代表メンバーに8人もいて、決勝戦も3人がスタメンだったことも大きいが、
やっぱ王監督が昨年のパ・リーグのプレーオフで、彼らのチームとしての力量を、痛いほど見せつけられたことがいちばん大きかったのではないか、、
それほど、今回のチームジャパンの戦い方は、昨年の千葉ロッテと酷似してたと、おいらは思うんである。
野球というものは、選手それぞれの高いパフォーマンスが、チームとしてひとつにまとまってこそ、初めて面白い野球(ドラマ)が生まれるし、そこに人は惹き付けられる、、
メジャーのオールスター軍団のチーム・アメリカには、それぞれの高いパフォーマンスはあっても、それがチームとしてひとつにまとまってなかった、、その違いであるように思う。
面白い野球には、清原は要らない、、必要なのは西岡であり、川崎なんである。

王監督は、今回のWBCが読売主導の読売のための儲け話であったにも関わらず、代表メンバーにはクソ巨人からは上原たった一人、千葉ロッテからは最多の8人も選んだ、、
これ自体が既に名采配であったことを、おいらたちは忘れてはならないと思うんである。

さて、今回のWBCを辞退した、おいらの松井は、にわか愛国心のアホどもに非難を浴びている訳だが、お門違いもイイトコである。
真のプロには、それぞれ信念がある。ヤンキースの一員としてワールドシリーズを制覇することが、松井にとっての信念であり、彼にとってはそれが野球人としての最大の価値なんである。
それを追い求めるためだけに渡米していった松井の姿に、拍手を贈ってたんじゃないのか、おまいらは!
今回のようなアホどもの非難を浴びることは、百も承知の上で断った松井は、やはり真のプロなんだと思う。

一方、イチローが今回のWBCにスゴい思い入れで臨んだのも、やはりスゴく理解できる。
所属するマリナーズが、一時期の阪神のような万年最下位の覇気のないチームに成り下がっている今、イチローがプロとして以上に、野球人としてのアイデンティティー(それは勝つという喜びでしかない)を満たす場を欲していたことは想像に難くない。
そこにWBC出場の話である…イチローが奮い立つのも当然であろう。すべての試合に、全力のパフォーマンスを見せたイチローもまた、真のプロであった。

てことで、おいらが選ぶ今回のWBCの真のMVPは、、、ボブ・デービットソン!
e0089956_1334393.jpgここまで日本中が盛り上がったのは、君のおかげだボブ!!

そして、裏MVPは、、、松井秀喜!
両雄並び立たず…結果として、松井が出なかったからこそ、イチローはリーダーシップを存分に発揮できたのだ!!(もしイチローがヤンキースの選手だったら、また全然違う事態になっていたはずだけどね)
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by cinema-stadium | 2006-03-22 13:34 | Comments(0)