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■時をかける少女(2B)

at Q-AXシネマ2    2006 10/04

渋谷のラブホ街のど真ん中に、なんか居心地悪そうに建ってる新しい映画館に初めて行ってきた。新ユーロスペースも同じビルに入ってるらしく、確かに文化村のすぐ近くだけど、この立地ってマジどうよ?まぁいいけど、、、いよいよ、ここがこの作品のファーストランの最後の劇場になりそうなので、ちと無理して行ってきた。

んで、、
しもた、、、、こりゃ観る季節を間違えた、、オープニングの青空の美しさを見た瞬間そう思た、、スクリーンの隅々に夏の始まりの清々しい匂いがぷんぷんなんである、、秋に観るのでなく、陽射しまぶしい初夏の頃に観るべき作品やった。作画力というか演出力というか、もういきなり「ただ者でない」気配、、、

■時をかける少女(2B)_e0089956_9133372.jpgんで、何がスゲェって、ほんとに「時を疾けてる」からスゴいんである、、その気持ち良いこと、、
ディテールの描き込みもしっかりしてるし(時間の見せ方なんて、あの気遣いようは完璧ですな)、こりゃ、リピーターが押し寄せる訳だわな、、実写「時かけ」へのリスペクトにも思わずジーン、、、(原沙知絵の声も良かったけど、何とか知世ちゃんできなかったのかしらん、、)
おいらの知ってる観る人観た人全てといって良いほど、絶賛してるのも、なるほど、、という感じでした。

大変な力作であるし、予想以上に良く出来てるなぁ、と、まるで作品そのものには何の文句ないんだけど、んでも、、何なんでしょ、この個人的な気持ちの盛り上がりのなさは、、
これも、観る時期を間違えたという祭りに乗り遅れた置いてきぼり感から来るのか、、それとも廻りが既に、自分の思い以上にあまりに盛り上がってることに対する引け目や嫉妬から来るものなのか、、最近不眠症気味で体調が悪いからこうなるのか、、よく分からんが、、

んで、劇場を出て渋谷の街を歩いてると、あまりに真琴とマ逆な女子高生としかスレ違わない(てゆうーか、ココに真琴はいない)この寂しさ、、なんか、盛り上がれない根本はこの辺にあるのかも、なんて歩きながら思ったり、、、要はオッサンになったちゅうこつか、、
体調いいとき、も一回観てみよ、、てゆーか、その頃までやってるといいけど、、(気分的なところだけがマイナスポイントなんで、観直したら、ひょっとしてそれも変わるかもって気がせんでもない、、)


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by cinema-stadium | 2006-10-05 09:14

スタジアム管理人凹貞治


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