at 丸の内TOEI 2   2007 01/30

「大奥」観終わって劇場出たら、時間がピッタリだったので、そのまま地下に入り、この作品を、、
数年前、新大久保駅で、山手線の線路内に落ちた乗客を助けようとして死んでしまった韓国人留学生の実話に基づいた作品、、、ということで、かなりコメントしにくい側面もあるが、、
まず、あのニュースを聞いて思った「なぜ韓国人が一人の日本人を、命かけてまで救おうとしたの?」という疑問には真摯に答えてくれたと思う。なるほど、こーゆー人なら、そういう行動とるかも、、と、極めてスゥーッと入ってきた。
e0089956_1175127.jpgでも同時に、なんでキミのようなイイヤツが、どんなヤツかも分からん人間のために死ななイカンの、、というやり切れなさは拭えんかったのも事実だが、、

主役の韓国人留学生を演じた子がイイねぇ、爽やかで、雑念を感じさせなくて、、かなりなハマり役だったように思う。それと、その恋人役のマーキーなる新人(?)、、演技はド下手だが、妙に普通っぽい子で、時折見せる表情に若い頃のフィービー・ケイツを思わせる愛らしさがあり、同じ下手クソでも「悪夢探偵」のhitomiよりも余程魅力的。
だから、その二人の、幼いというか、かなりコソばゆい大学映研的な絡みも、逆に初々しく感じて、なんとなく見れてしもた。

結論として、映画的にするために用意されたフィクション要素(女の子のキャラ設定とか、バンドオーディションとか、、あれフィクションだよね?)が、反ってオイラの感情のストッパーとなってしもた、、、この作品の場合、ただ淡々と、実話を忠実に描くだけで良かったんではなかろうか、、。
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by cinema-stadium | 2007-01-31 01:18 | Comments(0)

■大奥(H)

at 丸の内TOEI 1   2007 01/30

思ってた以上に頑張ってた作品でして、案外、普通に嫌悪感なく観れた。てゆーか、クソ亀山がプロデュースしたここ最近のフジテレビ作品の中じゃ(UDONとやら観てないけど)、いちばんマトモな方じゃなかろうか。
e0089956_0163048.jpgこれまで数クールあったTVシリーズやスペシャルドラマも1本も見てないオイラでも、すぐに、あ〜あそーゆー世界観のそーゆーお話なの、、ってすぐ入り込めたのは、最低限のことをちゃんとやってるちゅー証ってことで。
何より、あの顔ぶれをしっかり拝ませていただけただけでも、まぁなかなか楽しかった(中でも高島礼子は、ホント楽しんで演ってるのが伝わってくる)。

でも、だ、、、、大掛かり、かつ立派な撮影してる割に、描かれてるもんが、どうも会社の給湯室や学校の女子更衣室の世界とあんまし変わんない、コソコソしてて、みみっちぃ次元の話つーのは、女子中学生のいじめ見てる感覚がして、やっぱオイラはスキにはなれんですなぁ、、
なんでも史実をもとにしてるみたいだけど、そもそもスキなもん同士でセックスして、廻りからアレコレ責められるちゅうのが理不尽、という以上に、納得いかんし、、。二人がそのことを認めても、認めなくても「死罪」になる、、って、何やそら?少なくとも、そげん状況になるヤツなら、火事の最中、廻りに声も掛けずに、二人で消えるなんざ、そんな怪しまれるようなこと普通せんて!

にしても、濡れ場を影絵で見せて済まそうなんざ、ちと甘いよ、、やっぱあーゆー特殊空間の話なら、皆が脱いで、誰かれ脱がせて、組んず解れつ絡んで、ナンボ、、めくるめく官能の世界にせんと話は活きてこんよ、、って、仲間由紀恵主演でそんなの求めても無理か、、

追記:冒頭の風車売りの少女だが、あんな描き方すると、誰だって、仲間由紀恵の少女時代、って思うじゃないか!!紛らわしいったら、ありゃしない!
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by cinema-stadium | 2007-01-31 00:16 | Comments(0)

■悪夢探偵(H)

at チネチッタ1   2007 01/28

塚本晋也作品をおいらが観るのは、なんと「妖怪ハンター ヒルコ」以来である(あのパワフルさは大スキだった)。
んで、映画初主演のhitomiの演技が目眩がするぐらいド下手なことを、とやかく言っても仕方なかろう(なぜ彼女がこの作品のヒロインに抜擢されたか、その経緯は興味あるが、、)。
e0089956_0455138.jpgそれより問題なのは、『夢の中に入り込んで事件の真相を追う』という、どこかで聞いたような何とも面白いプロットを、そこからの話の膨らまし方が、テキトーというか、全然錬られてなくて、かなり損してると思た(特に主要キャラの回想、、あのレベルで製作にGo出るんですかい?)。冒頭の原田芳雄とのエピソードが面白いだけに、もったいない、、

そのおかげで、塚本監督のパワフルな『追いかけていく』感は随所に観られても、その流れがパタッと止まったり、意外に同じことの繰り返しでつまんなかったり、、エンドロール見りゃ、あ〜〜やっぱり脚本に監督の名が、、、。
要するに、力技の演出家にありがちなストーリーテリングの荒さが、何とももったいない事態を招いたなと、、。いやいや、それなりに面白いんだけどね、、もっと面白くするには『パプリカ』のなどさんにシナリオやらせたら良かったのに、、

ただ、龍平くんは予想以上に良かった!!優作の生き写しかと思うほど親父に似てきたし、、
にしても、hitomiの超どアップの多さ、ナニあの狙いは?彼女のファンでなければ、かなりキツいっす、、あ、監督自身がファンということ?
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by cinema-stadium | 2007-01-29 00:46 | Comments(0)

■ディパーテッド(HR)

at 109シネマズ   2007 01/21

この作品のオリジナル「インファナル・アフェア」は高額なDVD3部作ボックスを発売日に迷わず買ったほど大スキ(というか自称インファナル・マニアである)!その作品を、敬愛するスコセッシ師匠がリメイクしたんである、、、おいらはそれだけで鼻血が出そうだ!

e0089956_1283270.jpgで、やはりと言うか、当然というべきか、期待に違わぬ大傑作であった!!しかも、全く別の作品を観たような印象に仕上がってたのには驚いた!!さすが師匠!!
まずオリジナルの雑然とした雰囲気の香港という舞台を、歴史の陰あるボストンにしたのが大正解!これによって、人種というアメリカ独特の屈折要素がオリジナルの黒社会世界観に巧く溶け込んでドラマに深みが出たと思う。
それゆえ、ディカプリオ演じたキャラ(オリジナルはトニー・レオン)に奥行きが生まれ、レオの巧さが余計に際立って見える。

暴力シーンがちゃんと暴力な、師匠の演出のシャープなキレはもちろんだが、何と言っても特筆すべきはシナリオではなかろうか。これぞ脚色のお手本!オリジナルの魅力的な要素を巧いとこアレンジしながら、「底なし地獄」の話を追従するのでなく、「落とし前」の話として成立させた手腕は見事!!特に女医キャラのオリジナルからの変化の付け方には唸ったね、、オリジナルのファンから言わせてもらえば、このおかげでレオとマット・デイモンの表裏の関係が余計にスパイス効いたもんになったと思うよ。

ボス役のジャック・ニコルソンも相変わらず巧いのだが(ある意味、彼ならこれぐらい演れて当たり前でしょう)、むしろ個人的には、暑苦しいニコルソンとレオの絡みより、マーティン・シーン(渋い!)とレオの絡みをもっともっと見たかったなぁ、、なんて言うのは贅沢か、、

にしても、どうして、ブラピは製作に名を連ねるだけで自分で出なかったんだろ?マット・デイモンも無論良い仕事してるけど、興行的に見たら、ブラピとレオのW主役なら200%増しの興行が期待できたろうに、、
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by cinema-stadium | 2007-01-22 01:28 | Comments(0)

いまは学生運動が盛り上がりを見せている時代の話が進んでいる訳だが、このドラマの時代の空気の捉え方がとても自然で大スキだ。朝ドラとは思えないほどバリバリ使ってあるCGも良いけど、やっぱ家族の団らん風景と会話が非常に昭和っぽくて、時々えらく懐かしい思いになる。

で、ふと思ったことだけど、最近のエピソードの主役である徳永家の長女・由利子役の邑野みあ(昭和の女子高生の顔をしてて好演)って娘は、オーディションの段階では違う役で通過したのではなかろうか、、
町子(藤山直美)の子ども時代を演じた山崎奈々ちゃんは演技も達者で、容姿的にも10才の町子と言われたら「なるほど」という感じであった。一方、町子の女子高生時代を演じた尾高杏奈は演技も容姿も大スキだが、この子が成長したら藤山直美になるってのには可愛い過ぎて、どうにも違和感が拭えなかった訳である。
e0089956_1704073.jpg要するに、ホントは邑野みあが町子の女子高生時代、尾高杏奈のほうが由利子の女子高生時代としてオーディション通過したのでは、、ということだ(由利子の小学生時代を演じた土岐明里ちゃんはとっても可愛いし)。

キャスティングを詰めていく段で、町子の女子高生時代は、華があって演技力もある尾高杏奈で行こう!って変更になったのでは、、、なんか、そんなふうに思えて仕方ない最近の朝である。
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by cinema-stadium | 2007-01-20 17:02 | Comments(0)

HDD/DVDレコーダーが、、

故障した、、DVDドライブが、DVD-Rも、RAMも、RWも、市販のソフトもまったく認識しなくなった。
購入以来、フル稼働で既に映画1000本くらい-Rに落としてきたので、勤続疲労なのかなと思いつつも、-Rに落とせないというのは、やたら不安である、、、
修理に出そうかとは思ってるが、HDDに録り込んでいる100作品以上の映画やドラマがデータ消失しないか心配、、

どうして人間というのは、当たり前のものが、当たり前でなくなったとき、こうもオロオロしてしまうんやろ、、
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by cinema-stadium | 2007-01-17 12:08 | Comments(4)

オイラの最寄り駅周辺は、東急電鉄が六本木ヒルズよりもでかい日本最大規模の再開発を2009年竣工の予定で進めている、、、はずであるが、地元住民の大反対にあって一向に進んでいない。

e0089956_1324113.jpgもともと都内でも有数の風光明媚な土地として知られているところに、なんとも不似合いな巨大駅ビルに超高層ビルが4本も建つ予定なもんで、そら昔から住んでいる人にとっては「ふざけるな!」てなもんである。
オイラ個人としても、いませっかく穏やかに静かに平和に暮らせてるところに、あんなバカでかいビルが建って、六本木ヒルズのようにアホどもがあちこちから集まってくる観光地と化してしまっては、治安も悪くなって渋滞もひどくなって、ウチの前の狭い道が裏道化するの目に見えてるんで心底不愉快!まさに反対派地元住民と同じ気分、、なんであるが、なんでも大きなシネコンが入るらしいから、それだけは欲しいのが本音、、(徒歩圏内にシネコン、というのがオイラのささやかな夢だったし、、)

んで結論、、、おい東急電鉄!ハッキリ言って、再開発なぞせんでも、だ〜れも、な〜にも困らんとたい、ボケが!!ただ、オイラのためにシネコンだけ作れ、ワリャ!
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by cinema-stadium | 2007-01-16 00:48 | Comments(0)

at チネチッタ12   2007 01/14

ここまで面白い映画だとは夢にも思わなかったぜ!!観る前はせいぜい「オーシャンズ11」程度かなぁ、、と思ってたけど、予想に反して、ぜんぜんレベルが違た!
e0089956_29289.jpgこのポールなんとかって監督、初めて知ったが、小道具の使い方がやたら巧い!(これから観る人、キャラの持ち物、すみずみまで気をつけて観てね)こりゃ絶対1回目より2回目のほうが面白いって!タランティーノとガイ・リッチーを混ぜ合わせながらも彼らの毒を抜いたようなリズムで、複雑で凄惨な話をスマートに見せた才能、なかなかどうして大したもんですわ!今後要注目ですな。

んで、オイラ、観てる途中、これタランティーノが書いたシナリオなの?って思ったほど、映画愛に満ちてるセリフ満載!!中でも、007絡みのセリフにゃ、おいら笑いながら号泣、、007をあんなシチュエーションで、しかもあんな話題を使うなんて、オイラそのシーン一発でこの映画スキになりました!!いやねぇ、冒頭のほう、ちとモラルない作品ぽいなぁ、、とか思ってたけど、後半の謎解きで、いやそれなら分かる!って気になりましたもん!

ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウイリス、モーガン・フリーマン、ルーシー・リュー、ベン・キングスレー、スタンリー・トゥッチ、さらにはダニー・アイエロまで、、「オーシャンズ」シリーズほどのビッグネームじゃないけど、映画ファン垂涎のメンバーが並んでて、しかも皆がイイ味出してて、もう、その競演観るだけでも1800円など安いですわ!
なかでも素晴らしいのがジョシュ、、、こいつはエエ!!あのネジのキレたデ・パルマ映画「ブラック・ダリア」の彼も良かったが、こっちのジョシュはもっとエエ!廻りのスゲェ役者たちに食われることなく、ちゃんと主役の面構えで作品動かしてんだもん。おいらのスカーレット・ヨハンソンが惚れるのも分かる!!
そして、ルーシー・リュー!!おいら、ルーシーがチャーミングに見えたの今回が初めて!このルーシー、とにかくかわいい!!
いやぁホント良かったよ、劇場で観れて、、味のあるラストも大スキ!!
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by cinema-stadium | 2007-01-15 02:11 | Comments(0)

■長い散歩(2B)

at Q-AXシネマ   2007 01/03

正月恒例、カミサンとの映画鑑賞は、えらい辛く哀しい映画を選んでしもた、、
感動というより、静かで重い美しさに、観終わった後、カミサンともども無口になってしもた、、

e0089956_2216328.jpg児童虐待の話というより、一人の初老の男の贖罪の映画として観れば、緒形拳の渾身の演技に何度も泣かせられる(事実、どんな映画にも滅多に泣かないカミサンが何度かハンカチで涙を拭いていたし)、、

ただ、旅に出るまでが長い、、あまりに前半を丁寧に描き過ぎたため児童虐待の方にスポットが当たり過ぎて「普通そんなことする前にやることあるだろ?」とか考える余地を観る者に与えてしまうことが、かえって損してると思うたが、、。
ただ、旅に出てからがスバラしく美しい!!背中だけで泣かせる緒形拳は見事のひと言!!子役の子の切ない目が痛々しくも愛らしくて、胸が張り裂けそうになる、、マジ痛いよ、この子の目、、

中盤以降はロードムービーとして観てもかなりレベル高いだけに、前半の長さがもったいないなぁ、、
役者は鬼気迫る高岡早紀にしろ、龍平くんの弟にしろ(兄よりイイぞ)、ちょい役の津川雅彦にしろ、皆最高の仕事で作品の質感に厚みを与えてると思たよ。

結局、贖罪なんて相手を救うこととは別ものなんで、あの子のこれからを思うと余計にイタイ、、それでも「生きろ」というんだもんなぁ、奥田瑛二ったら、、役者としてより監督としてのほうが明らかに才能あると思たよ(監督作観たの1本目だけど、、)。
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by cinema-stadium | 2007-01-03 22:17 | Comments(0)

at チネチッタ3   2007 01/01

新春初っ端、いきなり最高にキュートな映画に出会えて、もうたまらなくハッピーな気分だよ、オイラは!!
まるでパチ屋にて最初に座った台でいきなり確変を引き当てたかのごとし。こいつぁ今年は縁起がいいぜ!!一日早く観てりゃ、ベストのかなり上位に食い込んだところだ、、

できるだけ何の予備知識も持たず、映画と接するというのがオイラのこだわる基本スタイルだが、コレが大正解だったね、、終始、ニヤニヤしながら、ラストは号泣、、、
e0089956_17575322.jpg「バス男」ならぬ「バス“家族”」というか、新手の「グエムル」というか、「アバウト・ア・ボーイ」の家族版ロードムービーというか、、このどーしよーもないダメ家族一人ひとりがオイラは大スキだ!!ただひたすら愛おしい!!

観終わって、どうせオイラもバカ親父ならあそこであーゆうことできるバカになりたいと思たし、我が家族への愛が確実にまた増したし、何より元気をもろたし、今年一年これでまた頑張れるって気になったもん。ありがとう、この映画のスタッフ、キャストのすべての皆さん!!こんなあったかい気分で新年のスタート切れるなんて最高です!!「武士の一分」観るつもりだったのを心変わりして良かった、良かった。
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by cinema-stadium | 2007-01-02 17:58 | Comments(0)