at  ららぽーと横浜TOHOシネマズ4   2010  7/30

ホントは3時間も時間取られてる余裕はないんだけど、今日を逃すとまた海老名まで行かないと観れないんで、かなり無理して行ってきた。やっぱウィークデーの朝一回というのは、結構しんどいね。

e0089956_11474710.jpgてことで、劇場で観た記憶があるような錯覚すらある程、いったい何回観たか分からない「ゴッドファーザー」だが、今回が初スクリーン!
その昔、オイラの大好きな「カサンドラクロス」を監督した今は亡きジョルジ・パン・コスマトスが、「尊敬する人は1にコッポラ、2にコッポラ、3も4もコッポラ」みたいなコメントを放ってた記憶があるんだけど、その気持ちはよ〜〜〜分かる!こんなに完璧な映画はそうない。今観ても、まったく古さを感じないし、何より面白い。

冒頭、黒に溶け込んだ薄暗い室内での来客のゴッドファーザーへの懇願シーンと、その外で繰り広げられる陽気な結婚式シーンの見事な対比!もうすでに、作品の世界観はおろか、主要キャラクターをすべて描き出し、あっという間に観客のハートを鷲掴みにするコッポラ演出、恐るべし!!
マーロン・ブランドの奇跡のようなドン・コルレオーネ演技と、徐々にその父に似てくるアル・パチーノの後半の演技たるやこれまた恐るべし!!そう、いくつもの恐るべしが重なり合って生まれた奇跡が「ゴッドファーザー」だろう。
バイオレンスと家族愛という相反するテーマを描きながら、見事に両方を輝かせた若きコッポラの天才ぶりは、やっぱ神懸かり的!ある意味、もう、この時点で才能を使い果たしたのかもしれん、、

今回観て気づいたのは、ドン・コルレオーネの妻(マイケルの母)の存在を全て排していたことだ、、、これは何なんだと考えると、オイラたちが観てる画そのものを、コッポラは彼女(母)の視点にしたかったのではなかろうか、とまで思ってしもた。なんか戦場に行く息子たちを見送る母のまなざしに近い神々しさを感じてしもた。。

よし、これで、何年も未開封だったコレクターズ・ボックスの封を心置きなく切れる。
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by cinema-stadium | 2010-07-31 11:47 | Comments(0)

■ゾンビランド(2B)

at  チネチッタ10   2010  7/25

場所を勘違いした、などさんと合流できず、この幸せな時間を一人で過ごすことに、、
ゾンビ映画でこれほどまでに希望を感じる終わりって、初めてじゃなかろか?
二重の意味持つタイトルの、あとで明らかになるほうの意味がいかにもアメリカ的で楽しいし。

e0089956_23522782.jpg途中、ゾンビ映画であることを忘れるくらいノドかなロードムービー的要素が、賛否分かれるところかもしれんが、おいらは大スキ!!主要4人の関係が作りだすリズムが心地いいもん。
かといってゾンビ登場シーンは容赦しない血みどろ感で、スローでもたっぷりグロい描写見せてくれるし、なんかその両極のバランス感覚が、おいら好みであった。「28日後」+「リトルミスサンシャイン」みたいな。

途中、主人公たちが出会う、とある「Aランク」スターが笑わせてくれる!くれぐれも、観るまでその名は知らんほうが幸せだよ!(つか、それバラすよなヤツは最低!!死んだほうが良い!)
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by cinema-stadium | 2010-07-26 23:52 | Comments(2)

■インセプション(HR)

at  ららぽーと横浜TOHOシネマズ1   2010  7/17

「エアベンダー」で爆睡して(どうしたんだ、オイラのシャマラン!)スッキリ冴えた頭で、クリストファー・ノーランの新作へ!

e0089956_1727054.jpgこれが面白い!!夢世界を二層、三層、四層に仕立て上げ、どうして?とかの理屈なんぞ吹っ飛ばして、強引に引きづり込んでいくノーラン演出に酔う!!いやもう、これぞハリウッド映画の底力って感じだよ。

後半のカットバックは圧巻!夢の下層に入り込んでまでディカプリオが闘うトラウマは少々うざい(「シャッターアイランド」と被り過ぎ)が、その上層でのノッピキならない状況で必死に仕事を遂行するメンバーたちの活躍に涙!
なかでも、オイラお気に入りの「(500)日のサマー」でもイイ味出してたジョセフ・ゴードン=レヴィットが、特に素晴らしい!

この夏は、「トイストーリー3」「必死剣鳥刺し」と、この作品だけで、充分ご飯何杯でもいけまっせ!!
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by cinema-stadium | 2010-07-18 17:27 | Comments(0)

■必死剣鳥刺し(HR)

at  ららぽーと横浜TOHOシネマズ8   2010  7/15

ちょっとヤバい、、ヤバいよ、、、「トイ・ストーリー3」で今年のベストワンが決まりかと思ってたところに、これだもの、、ヤバいぐらいの傑作じゃねぇーか!!

e0089956_351933.jpgそもそもトヨエツって、こんなスゴい役者だったの??こりゃ、超特大ホームランものの一世一代の名演技!!もう今年の主演男優賞はトヨエツで決まり!!共演の吉川とともに、おそらく今年の各賞総ナメだろう。
黒澤時代劇とも、昨今の山田時代劇とも違うが、明らかに両者を巧く消化した上での、両者への愛情に満ちた平山秀幸流の答えともいえる傑作時代劇であった!

予告で観て、久々良い映画の薫り出してるなぁと秘かに期待はしていたんだけど、まさかここまでとは!!
どちらかというと、それまで、巧さは認めつつも、遊びが少なく堅すぎる平山演出には、オイラどちらかというと乗れんかったほうだけど、この作品は逆にソレがスキのなさにつながって、トヨエツの堅い演技とピタッとハマって奇跡が生まれた!!
いやぁ素晴らしい!!キャラ同士の間合いが素晴らしい!!刀で斬るとはこういうことかと痛みすら感じさせる刀のキレが素晴らしい!!日本人ってなんて美しいんだろうと感じさせる、キャラの細かな立ち居振る舞いが素晴らしい!!ピリピリしながらも体温は残した、心持ちブルーがかった色調の画づくりが素晴らしい!!池脇チーちゃんが素晴らしい!!岸部一徳が相変わらず素晴らしい!!クソオンナも、バカ殿も素晴らしい!!役者みんなが素晴らしい!!

クソオンナ連子とトヨエツの直接的な絡みがあったほうがより説得力は増したのでは?とか、後半の武士群のなかで一人の若侍をカメラが拾うところで「あれ誰?」とか、思ったりするところもあるにはあるが、そんなことはもうどうでもエエ、ちっちゃなこと。とにかく最期の壮絶な死闘に超号泣!!日本映画に「必死剣鳥刺し」あり!と世界に誇れるね、これは。

で、終わってガラガラの館内から出ると、同じ時間に終わった「踊る」の扉からはあふれるように人が出てくるではないか、、、この虚しさと来たら、、、、「おまえら、観る映画、間違っとるぞ!」と言いたくもなったが、いや待てよ、「ヌシたちごときには、『鳥刺し』の崇高さはもったいなか!『踊る』程度の愚作に踊らされて、一生を終えろ!ざまみれ!」と思い直した。
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by cinema-stadium | 2010-07-16 01:39 | Comments(2)

at  109シネマズ川崎IMAXシアター  2010  7/11

などさんとプレデターに酔った、その10時間後、今度は家族とトイストーリーに酔う!!
考えてみれば、1作目はカミサンと2人で観て、2作目は長女と2人で観て、3作目の今回が次女を含む家族4人で観ることになるんだよね〜なんか個人的に、我が家の歴史を語る上でも欠かせない作品なっちゃったな。

つか、もう上映後、娘たちに顔を向けるのも恥ずかしいくらいに涙が止まらんかった、、なんという幸福感に満ちた涙だったのだろう、、こんな涙なら、毎日でも流してもいいよ!文句なし!
基本、物語のおもちゃたちの離合集散の骨格自体は1~2作と変わらんけど、今回はそれに、持ち主アンディが大人になるという、シリーズ存続の危機的な要素が実に巧く絡んでるから、各キャラの一つひとつの行動が活きる、活きる!!
e0089956_0394129.jpg絶対絶命のとき、運命を受入れる覚悟を決めたウッディたちの行動が泣けましたわ!!そして、アンディの大人な対応に、もう鼻汁ズルズル、涙ドクドク、、傑作1、2作目とまるで見劣りしない大傑作だったよ!(サービス精神たっぷりで、かなり笑わせてもろたし、、)

にしても、今回、オイラは思たね、、、、アリスのIMAX3Dは“アトラクションとして”楽しめたが、トイストーリー3みたいな“質の良い”映画には、IMAX3Dだろうがなかろうが、2Dも3Dもまるで関係ないんだなと。だって、途中から3Dなんてどうでも良くなるもん。(IMAX上映開始直後、場内のアチコチで子どもたちが画面をつかもうと手を伸ばしている光景は大好きなんだけどね、、)

自分たちの技術に酔いしれるばかりで、何の闘った形跡も感じられない「宇宙ショー」のヌルさと比べたら、ウッディ、バズ、ジェシーたちに注がれた、作り手たちの溢れんばかり愛情は、志もレベルの高さも、根本から違いますわ!
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by cinema-stadium | 2010-07-12 00:39 | Comments(0)

■プレデターズ(2B)

at  チネチッタ5   2010  7/10

この手の映画は、感動を分け合うも、辛酸をなめ合うも、などさんとに限る。
ということで、久々のなどさんとサマームービー第1弾を初日に!(あ、、踊るをもう無かったことにしてる、、)

e0089956_2331127.jpgで、、おいら正直シュワ版1作目も、2作目も観たことなく、AVPで初めてプレデターキャラに出会ったクチで、不出来を覚悟してた訳だが、これが意外や意外、なかなか良いではないか!
エイドリアン・ブロディのマッチョでないにもかかわらず百戦錬磨を感じさせるクールな兵士っぷりに泣き、日本人ヤクザの扱いに泣き、ローレンス・フィッシュバーンの訳わからんキチガイぶりに泣く!!
でも、何といっても、らせん状に絡まって進んで行く、“仁義リレー”がオイラ、たまらんかったわ!

1作目ファンを自称するなどさんは、最高!を連発だ。何でも1作目から観てるもんにとっちゃ、面白さ倍増らしい、、、そうでないオイラも充分面白かったから、こりゃ是が非でも1作目シュワ版も観らんばいかんな!そういや大学時代の一番映画観なかった頃に公開された作品だっけ、、監督マクティアナンだったのになぁ、、何やってたんだろ、オイラ、、、
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by cinema-stadium | 2010-07-11 23:31 | Comments(0)

■ブリット(2B)

at  ららぽーと横浜TOHOシネマズ10   2010  7/08

ついにマックイーンの「ブリット」をスクリーンで観た。
マックイーン主演作は無名時代の超B級作品の「マックイーン絶対の危機」ですら見てる(昔TVで)ほど、マックイーンファンを自負してるオイラだが、なんとマックイーンの代表作のこれだけは、DVDは持ってても、まだ最後まで見たことがなかった(過去、TVの洋画劇場で3度ほどチャレンジしてたが、全部途中で寝てる、、)。
などさんからは、これをネタに結構突っ込まれてたが、今回、やっと最後まで完遂し、しかもスクリーンで観たということで、これから先は何も言われないであろう。

e0089956_16244150.jpg今回、初めて最後まで観て、過去に寝てしまった理由もなんとなく分かった。とにかく、台詞の少ないストイックな映画だから、幼い頃のオイラには、正直退屈だったのであろうな。
公開当時(1968年!)に今の頭で観てたら、きっとピーター・イエーツの演出はこの上なくシャープでスタイリッシュに思え、伝説のカーアクションもカッコ良過ぎて、そらオイラの中で伝説の1本になってたのはまず間違いない。
だが、残念ながら今のこの時代に、初めて観ると、どうしてもダレる感じは否めんです、、
現在の映画ではプロフェッショナルな暗殺者なら、相手のトドメを刺したことを確認するまで徹底するのが定番だから、この話の入口からしてヌルく感じてしまうのだ。カーアクションにしても、今の時代に見ると、描き尽くされた描写なんで、新鮮に写るということはない、、哀しいかな、やはり映画は旬のものということであろうな、、。もちろん、この「ブリット」の存在無くして、あとの時代のアクション映画はなかったというのも分かったが。マイケル・マンの「ヒート」のラストの空港滑走路での追い詰め方なんか、この作品のラストとモロ被りだもんなぁ。

ただし、マックイーンのカッコ良さと、音楽ラロ・シフリンのジャズの素晴らしさは、どの時代に観ても不変だ。冒頭のオープニングタイトルのかっこ良さなんか、今観てもカッコ良いんで、1968年製作(おいら2才!)を考えると、革命的な作品であったことは、なんとなく分かる
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by cinema-stadium | 2010-07-10 16:25 | Comments(0)

at  ららぽーと横浜TOHOシネマズ3   2010  7/03

実は期待してました。なんたって、TV「踊る」は大好きだし、映画版も1作目は、「天国と地獄」に対するお茶目なオマージュも好きだったし、何より青島が死んだ?というケレンミある描写に泣いたし、、
2作目のお祭り感も大好きだったし、、、だから、初日に行きましたよ!で、、、、、がっかり、、

e0089956_1411349.jpgこれ映画でやる必要、どこにあんの???前にも書いたけど、君塚さんが「踊る」のリサーチ中に作りだした「誰も守ってくれない」の話を、青島がやったほうが絶対まだ泣けたよ。
なんか人ばっかりやたら大勢集まるのは良いが、誰も何もしないし、話いっこうに進まないし、内田有紀なんて要らんキャラだし、ユースケに至っちゃ不快なキャラに成り下がってるし、ずっと何か寂しいな思ってたら水野美紀が出てないし(和久さんは仕方ないにしても)、、、、
挙げ句の果てに、青島がお寺の鐘つくみたいにゴーン、ゴーンだもん、、、お前、住職かって笑っちゃった、、
本広カントクの腕が落ちたのか、みんな年食ったからか、なんかTVの「踊る」にあったリズムというか、テンポというか、それが非常に悪いし、、

もはや「踊る」は、君塚作品というより、大作感ばかりで中身カンポスの亀山作品という色の方が濃くなったね〜〜。もうここらで打ち止めしたほうが良いと思うけど、、君塚さん、、不本意やろなぁ、、いやマジで亀山は現場に口出さないほうがエエよ。

救いは小栗旬が意外に良いのと、小泉孝太郎が少しはいい面構えになってきたことくらいか??
あ、そういや、音楽なんで松本晃彦でなかったやろ?なんか揉めたのか??

あと、「誰も守ってくれない」でも思ったけど、君塚さんのネットやシステム描写、なんかウソくせぇーんだよなあ、、箪笥を写しても、その箪笥には下着一枚も入ってないみたいな、、(黒澤とは真逆)
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by cinema-stadium | 2010-07-05 01:41 | Comments(2)

at  ららぽーと横浜TOHOシネマズ4   2010  7/03

冒頭、「天然コケッコー」を思わせる過疎地域とその分校の子どもたち描写に、ひょっとしたら、こりゃ「サマーウォーズ」「マイマイ新子」につづく傑作か!?と正直思た。

e0089956_120236.jpgしかし、そういった現代の中でも昭和的環境で生きる子どもたちが、宇宙へ行く、というギャップに対する感動がまるでない、、そもそも子どもたち自身に宇宙にいるという感動がないし、過疎地域の子どもたちであることに話がオチて来ないから、過疎地域の子どもたちである必要がどこにもないのが何とも哀しい、、、
だから、残念ながら、田舎から子どもたちばかりでディズニーランドにやってきたはいいけど、迷子になっちゃって、帰りの電車賃もなくなっちゃってどうしよう、、みたいな話になっちゃったなぁ、、
すごい作画力だけに何とももったいないなぁ、、これ映画ドラえもんの1エピソードであった方がもっと締まりがあって泣ける話になったような気がする、、、まぁ、そこまで嫌いな作品ではないけど、でも長ぇえよ、2時間15分以上は!
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by cinema-stadium | 2010-07-05 01:20 | Comments(2)

■ソフトボーイ(HR)

at  渋谷TOEI 2   2010  7/01

ここまで腹の底から笑たのは久しぶりだぜ!ガラ空きの場内にオイラの笑い声が響く、響く!
もうロドリゲスである!ロドリゲス最高!!登場シーンも最高なら、ヤンキースのアレックス・ロドリゲス(Aロッド)そっくりなフォームにオイラ、笑い過ぎて死ぬか思たよ!!

e0089956_0423059.jpg「シコふんじゃった」以来かなりな数が登場しながら、たとえば、最近の「書道ガールズ」のように、そのほとんどが失敗に終わってきたマイナー部活系映画の中の久しぶりの大成功作!!(ちなみに「武士道シックスティーン」は、たまたま剣道だっただけで、オイラの中では、その路線ではありません)

しかも、「やってみなきゃ分からない」の答えとしての、自分が何ものであるかを受入れるという、実はスポーツのなかで勝敗よりも崇高な部分に届いているのが何より素晴らしいではないか!
監督誰??豊島圭介??どっかで聞いたことあるな、、とネットで調べたら、なんと「新耳袋」シリーズの監督ではないか!マジ、こういうのも撮れるの!?つーか、ひょっとしたらスゴい職人監督かもしれんよ、豊島カントク、、ちょっと次も期待だね。
しかし、下半期も、じっつに気持ち良い作品から当たって気分イイ、いきなりスタートダッシュだぜ!
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by cinema-stadium | 2010-07-05 00:42 | Comments(2)