■横道世之介(HR)

at ららぽーと横浜TOHOシネマズ8 2013.02.23

「南極料理人」「キツツキと雨」で一気に今いちばん好きな監督になっちゃった沖田監督の最新作!
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●いやあもう狂おしいくらい愛おしい作品。これと去年の「苦役列車」で、俺の昭和の青春時代を全部見せてくれた、という感じ。
●沖田監督の空気の作り方が最高に好きだな。寄るべきときは寄って、離れるべきときは離れて見せる。簡単なようで出来てない作品多い中、見事な呼吸。そこが高良くんと相性合うんだろうな。
●「キツツキと雨」もそうだったが、日本の家屋とそこでの暮らしをとらえるのが、うまいよなあ、この監督。ダサくもなく、でもカッコよくもない、それが痛く自然で素晴らしい。
●その家屋の捉え方と同じように、世之介は極端に変な奴でもないし、むしろ周りのほうが変だったり、変わったこと起きたりするのに、なぜかそれに対する世之介の普通な自然さへの愛着のほうが増す、、あ「つやのよる」と真逆のアプローチだ、、
●しかし沖田監督が二人が離れるワケを描かなかったことは、明らかに意図的だが、原作でもそうなのだろうか。。あと、俺なら最後に写真使うと思うが、逆に前に置いたことは正解だったのか、どうなんだろう。いずれにせよ、その二点に沖田修一という作家を紐解くカギはありそうだ。
●高良くんの代表作誕生、おめでとう!高良健吾と橋本愛とくまモンで熊本は後20年は安泰だ。吉高由里子、好きだな、かわゆっす。
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by cinema-stadium | 2013-02-25 15:57 | Comments(0)

at ららぽーと横浜TOHOシネマズ8 2013.02.22

すげえ、ハッキリ言って「ハートロッカー」よりすげえと思うし、かなり大好きだがオスカーは獲れないでしょう。
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●キャスリン・ビグローがますます腕上げた、というより、主人公姉ちゃんはビグロー自身じゃん!「ブルースチール」から「ハートロッカー」までのビグローの集大成やね。いいわあ、主役のコ。
●しかし、緻密に丁寧に塗り重ねていく演出に惚れぼれ。あのパキスタン基地での、黒猫の横切りも驚いたよ。あれ演出?
●掃討作戦が始まると主人公から視点が切り替わって、別映画になるのがこの作品の最大の欠点であり、最大の魅力でもあるんだな。
●ビグローがムキになって男に張り合ったような背負ってる感が大きかった前作より、ギリギリで女臭の残り香を感じるこの作品のほうが遥かに愛しい。
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by cinema-stadium | 2013-02-24 04:03 | Comments(0)

■8 1/2(HR)

at チネチッタ6 2013.02.22

生まれて2つめのフェリーニ。
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●驚いたのなんの、やっぱすげえやフェリーニ!今かかってるどんな作品より昔のフェリーニやヴィスコンティの方が底知れぬ映画の豊かさを持ってるというのを50も近くなって知るとはのぉ、、
●フェリーニ自身と思われる主人公の苦悩を、映画の含有要素すべてを縦横無尽に操って「周りはガタガタうるせ〜んだよ、ほっといてくれ」と描いて、最後の圧倒的なカーテンコール?で、でも生きるってええよねとひっくり返しちまうその呼吸に感動すらした。
●まだ二本ずつしか観てないが、ヴィスコンティが品なら、フェリーニは術か?いやはや2人が同じ時代に生きてた頃のイタリア映画が映画史の中で史上最強?まあ、他の作品も観てみんとなんとも言えんが、、
●ヴィスコンティ2本、フェリーニ2本をこの年で初めて観た自分は恥ずかしいが、でもそれ全部をスクリーンで観たのはせめてもの誇らしいところ。
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by cinema-stadium | 2013-02-23 02:55 | Comments(0)

■レッド・ライト(2B)

at ららぽーと横浜TOHOシネマズ9 2013.02.16

デ・ニーロ超能力者役で「リミット」の監督とくれば、「ゼロ・ダーク・サーティ」より先に観たいわな。
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●やっぱデ・ニーロはこうでなくちゃ!というくらいのケレンみたっぷりなサイモンが嬉しい。スケアクロウの兄ちゃんも悪くない。
●ラストはシックスセンスより騙されたわ。展開丸読み出来たと途中でバカにしとったら、ものの見事にひっくり返された。参りました。
●サイモンのからくりが今ひとつよくわかんなかったので、もう一回は観んといかんな。
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by cinema-stadium | 2013-02-18 08:23 | Comments(0)

at 渋谷TOHOシネマズ2 2013.02.14

思えばシリーズ全作、などさんと観てる。今回ももちろん!
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●あんまし悪口は言いたくないんだ。言ったところで何が生まれるワケでもないし、これまでシリーズにはずいぶん楽しませてもらってるし。
●なんかアタマの悪いアクション映画になってしもたのが寂しいですが、、
●そうか!放射線の害を軽減させる薬品あったのかー、ってあるわけねぇだろが!あるなら日本にくれ!
●つか、TOHOシネマズ、スクリーンサイズ調整くらいやれよ!映画を冒涜しとんのか‼
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by cinema-stadium | 2013-02-15 03:42 | Comments(0)

at ヒューマントラスト渋谷2 2013.02.13

愛してやまない「チョコレートファイター」のジージャーちゃん久々の主演日本公開作だ
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●ジャッキー・チェン主演作が全部面白いわけじゃなく、特に初期のヤツにはつまんないのもあった。そんな昔のジャッキーの面白くないヤツを観た感じ
●何より、ジージャーちゃんが、あのチョコレートファイターのジージャーちゃん?と見間違うほど輝きを無くしてるからショックは大きい。初恋の人に10年振りに再会したら、すげえブスになってたみたいな。。
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by cinema-stadium | 2013-02-15 03:31 | Comments(0)

at ららぽーと横浜TOHOシネマズ2

近年の「パレード」が面白かった世界の行定監督の最新作だ。
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●周辺の女たちを描いて、一人の女をあぶり出すスタイルは面白いが、おいらなんか単純に「で、そんなに周りの人間を振り回したツヤって、誰よ?どんな顔してんの?」って思っちゃうわけ。
●どんな人間、女なのよ?は描かれた話から分かるから、あとはそれをビジュアルとして見たいのよ。それが映画としての楽しみだと思うんだけどなあ、オレは。監督はそういう生き方したツヤを誰に重ねたのか、それが興味あったけどね、本音として。
●顔を見せずに余韻かますのも方法論として当然ありだし、それがイイという人もいるだろうけどさ、おっぱいだけで済ます?あんだけ似てる、似てる、と言わせ、映画の中の人物だけ納得させといて、観客はそれぞれのご想像に、、って、、オレにとっては、そりゃないよって話。スピルバーグが見せないことで恐怖を増幅させるのとはワケが違うんだし。
●行定監督うまいけど、やっぱ阿部ちゃんと娘が対峙するとこ、違うと思うんだな。それまでは個人として無関係な立場の人間たちとの重なりだったけど、あそこは阿部ちゃんにとってツヤより抗いようのない、血という濃密なつながりのある存在を前に、、、だから逃げたんだということなんだろうけど、単に逃げて終わり?あそこで全てを投げうってツヤに捧げた阿部ちゃんという人間全てが浮かび上がるはずなんだけど、それまるで感じなかった。
●風吹ジュンのエピソード、丸ごと削除で充分。それでちょうどイイ尺になったと思う。
●しかし、大竹しのぶの乳房を前にした演技は圧倒的!あれがなきゃ、ツギハギだらけのツヤという「女」を、他の女をツギハギしてつないで見せてきた監督の狙いそのものが破綻したと思うわ。この作品がある程度の高い水準にあるのは大竹しのぶのおかげですな。
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by cinema-stadium | 2013-02-12 20:45 | Comments(0)

■脳男(H)

at ららぽーと横浜TOHOシネマズ3

「犯人に告ぐ」と、「はやぶさ」の一番出来のイイ奴の瀧本監督って知って俄然期待度アップ!
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●途中、脳男の過去により過ぎて、連続爆弾テロの話が飛んじゃうのはなんで?
●普通、同じビルのあっちこっちで爆発起きてる時に生身の人間に突入させて爆弾がどこにあるか探させる?しかも素人の医者にまで協力させて、、
●オープニングの猟奇殺人とバス爆発の描写がよくて期待したが、尻すぼみだったなあ。
●生田斗真も二階堂ふみも悪くないが、江口洋介って何やっても同じ演技でつまんないなあ。セリフない役とかの方が良い味出しそうだけど。
染谷将太は、ストロベリーナイトと連続鑑賞だけど、イイなあ
●えー!シナリオ、成島さんからんでるの?つか、成島さんが監督までやるつもりで書いてたら、上とぶつかって、その降りた後を瀧本監督が引き継いだとか???その辺どうなのよ?
●ビスタサイズなのにスクリーンマスク掛からんと気になって仕方なかった。
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by cinema-stadium | 2013-02-11 15:09 | Comments(0)

at ららぽーと横浜7 2013.02. 10

これ観るために、TVのパイロット版からTVシリーズ全話、先日のスペシャルはもちろん、アベンジャーズのラストのような「ストロベリーミッドナイト」まで、全て制覇して臨んだよ、はい。ただ竹内結子好きという理由だけで
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●TVシリーズの「ソウルケージ」より落ちる話を映画化するって、どうなんだ?って、あーやっぱり亀山だよ、また、、TVシリーズにはクレジットされてないのに、映画となるとのこのこ出てきてトップクレジットだよ、、あいつがクレジットされてなんか今まで良い作品があったか?脚本読めないアホPの典型やんか!
●だいたいTVシリーズ見てない人間には姫川のトラウマや姫川班の人間関係の緩急は誰もわかんねぇって!どんだけTVシリーズ観られてるって勘違いしてんだか!バカじゃね?観客に甘え過ぎなんだよ!
●だいたいTVより姫川がアタマ悪く見えるから、どーしよーもない。独りで掻き回して皆にどんだけメーワク掛けてんだよ!余程、渡辺いっけいとかの方に共感するわ。やりようがあるだろ、捜査一課のキレ者ならさ。
●そもそも、姫川がバカ女になって独りで余計なことばかりするから、小出恵介とか宇梶剛士とか、そこにいるだけキャラに成り下がっちゃって可哀想なこと‼ひでぇよ、大沢たかおは良いけど花持たせ過ぎ!
●話自体も犯人すぐバレバレだし、、出来の悪いTVスペシャル見た感じ。映画にする必要どこにある?ああ、「キャノンのEOSでどこまで撮れるかプロジェクト」という意味では成功でしょう。
●上の隠蔽工作に刃向かう話って、作り手としては、まさに現在を切り取るにはうってつけの題材なんだけどなぁ。。どーして、こんな薄い恋愛ものになるんだか、、あの二人の話で映画の軸を作ろうとするなら、セックスシーンあんな子ども騙しで姫川の鬱屈、屈折したもんが出せるワケなかろうが!
●オレ、竹内結子結構好きだけど、今回の映画版姫川はまるでダメだね(TVシリーズではまだ背伸びしてる感が可愛いかったが)、、どこが人殺す目してるんだか(笑)
●ストロベリーシリーズでは、深夜の居酒屋でウダウダするだけのミッドナイトがいちばん面白かったわ。鈴木先生がちゃんと映画に羽ばたいてのに比べると、さすがフジテレビ(亀山)絡み!ってとこですね。
●なんか、竹内結子好きゆえに、熱くなってもた、、
てゆーか、ヴィスコンティ、フェリーニ最近観て、「人生、ブラボー!」と「マリーゴールドホテル〜」の後で、コレだもんな。低俗に見えるのはある意味、無理ないか、、
●しかし、日本映画のこの置いてきぼり感って何だろう、、一映画ファンでしかないオレですら感じるこの危機感、、ヤバイよ、、TV映画の罪は重い。
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by cinema-stadium | 2013-02-11 12:20 | Comments(0)

at チネチッタ3 2013.02.09

精子バンクを通じて533人の親になる、この発想自体おもしれえ!
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●今んとこ、今年のベスト1。観終わって幸せな気分になる度は半端ない。笑って笑って、涙ボロボロ出たよ。
●主人公がトレースしていくさまざまな生命がホントにさまざまなところがイイ!イノチを授かるという重みを軽く扱ってないから、ラストの感動がパンチあるんだよな。
●ジーコそっくりの主人公も、その恋人も、親兄弟も、友人の弁護士も、みんな素晴らしいが、子どもたちがまた、、みんな頬ずりしたくなる素晴らしさ!
●カナダのフランス語圏作品というのが、なんかイイ!なんかイイんだよ、理屈じゃなく。トロントあたり舞台だとアメリカ映画と錯覚するが、ケベック州って空気がイイわ!いやあ、久しぶりのベタ惚れ作品の登場です!
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by cinema-stadium | 2013-02-11 12:12 | Comments(0)