at チネチッタ6 2009 10/10
小林聡美、もたいまさこが出てるとあって、確かに大好きな「かもめ食堂」の雰囲気の延長線上にあるにはあるのだが、、
なにが起こるわけでもない中に、時間をかけ気持ちが氷解していくさまは魅力的ではある、、、
そーゆー題材に惹かれた大森美香カントク(いつから監督やってんだ?)はいいセンスは持ってるんだろーけど、いかんせん力量がそのセンスに追いつかないから、どうにもノッペリした退屈感のほうが勝ってしまう惜しい作品でしたな。
やっぱ、メタファーアイコンといえるプールの表情を押さえられないのは演出家としてどうにも致命的でしょう。