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■かいじゅうたちのいるところ 吹替(H)

at  港北109シネマズ2  2010  1/17

家族全員で映画に行くの今年早くも3本目だ、、なんてステキなパパしてるんだろ(と自画自賛の自己満足)。

で、本作は、「マルコビッチの穴」というトンデモナイ映画作ったスパイク・ジョーンズが、何のふくらみもない短い原作をどう料理するんだろ、とかなり期待してて、まずはスコア版のサントラのほうから聴いて昨年から予習。このサントラも「(500)日のサマー」同様オイラ好みだったので、かなり聴き込んで本編に臨んだわけである。

■かいじゅうたちのいるところ 吹替(H)_e0089956_10194574.jpgんで、映画は“かいじゅう踊り”以降のやり取りは、ほとんど原作にないオリジナルであった。原作は、母親に怒られた幼い子の、孤独や怖さ、母に愛されなくなったのでは?という不安が、かいじゅうという夢想に置き換わるだけだが、映画は、かいじゅうキャロルに主人公の男の子を、その主人公そのものにママを、重ねちまったがために、別のベクトルが付加されちゃって、そこが善くも悪くも濃過ぎて、原作が醸し出してたもんと違う方向に行った気がする。
原作は浅い分、ノー天気に、ママやっぱゴメンね、って感じのあっさり感が自然にすーっと入ってくるんだが、スパイク・ジョーンズはそこまでを屈折させちゃったぶん、最後を原作通りの展開に持ってこうとするのがなんか違和感あった。
いやさ、別に原作通りとか、原作と違うとか、そういうのはどうでも良いんだけど、スパイク・ジョーンズが作った流れを途中強引に壊された気がしたからね、、ドキュメントタッチのカメラワークが好きだっただけに余計、、

ま、大きな声では言えんが、オイラ、最近露出度が異常に多すぎる加藤セイシロウがウザくって仕方ないから、この子が声やってるってだけで、深層心理でマイナスに作用してるのかもしれん、、てことで、字幕版がオイラには良かったかも、、
にしても、セイシロウ、うざい。あの程度の子を、天才子役とか可愛いとか言ってもてはやす大人も馬鹿な女も大嫌いなんだよね(つか、セイシロウが嫌いというより、そっちがうんこ投げつけたい程きらいですわ)
by cinema-stadium | 2010-01-18 02:57

スタジアム管理人凹貞治


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