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■しあわせの隠れ場所(2B)

at 109シネマズ川崎2  2010  4/15

善意、善意、善意、、ここにあるのは映画化するにはちと物足りない、ドラマ性に乏しい善意だらけの話。まぁTrue Storyだから仕方ないといえば、仕方ないが。

■しあわせの隠れ場所(2B)_e0089956_22381478.jpgとは言え、このハンコック監督は前の作品「オールドルーキー」のときもそうだったが、そういう浮き沈みの少ない話を2時間も飽きさせずに惹き付け、保たせるんである、、これって、ある意味スゲェことだよ、、オイラこの監督が、何気ない家族シーンでみせる演出の味わいは大好きだなぁ。
この作品で今年のオスカー獲ったサンドラ・ブロックは、巧いという以上に役柄にぴったり(サンドラってこんな爆乳やったっけ?なんか、シリコン入れてるよな作られ感があったな、、)。まぁ、体型はおいといて、気性はウチのカミサン思わせるようなまっすぐさやった。
サンドラ以上に、長女役の子が何とも愛らしくて、泣かせどころでは、思わず惚れちまいそうになったよ。、いちばん映画的なキャラ扱いを受けた長男役の子も楽しくて良かった。

で、思うに、例の事故で、もし、最悪の事態が起きてたら、母親は絶対にあんなキレイゴトな言葉は吐けなかったろう、、「今回、何もなかったけど、もし万が一のことがあったら、私はあなたを一生許さなかったろう」みたいな善意とは別の絶対的にホンネなセリフを一発絡ませれば、サンドラの役柄はもっと人間くさくなったのではないかなと思うよ。まぁ、トータルで見て、この優しい雰囲気は大好きだけどね。
by cinema-stadium | 2010-04-16 22:39

スタジアム管理人凹貞治


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