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■THE JUON /呪怨  (2B)

at 丸の内TOEI2 2005 02/25

昨日やっと念願の映画のハシゴができた!
まずビデオ版から愛してやまない「呪怨」のハリウッド版から・・

いやあ「インデペンデンス・デイ」の大統領を
いきなりあんな扱いするちゃあ、あまりに失礼というか、、
冒頭からかなり驚かされてしまいましたがな。

テレビの『学校の怪談G』の「片隅」「44444444」、
ビデオ版「呪怨1&2」劇場版「呪怨1&2」と、
伽耶子&俊男くんシリーズを全部見てるもんにとっちゃ、
今回のハリウッド版は、見せ場的には焼き直しのオンパレードなんで、
今さら全然恐くはないんだけど、ここまで徹してくれたら、逆に素晴らしい!!

なんか、前2作の映画版までは、
散在した恐怖エピソードの寄せ集めという感が強かったが、
このサム・ライミのプロデュース版は、さすがに
プロットにうるさいハリウッドだからか、
その辺、各キャラのエピソードをひとつの話に集約していってる分、
非常にまとまり感があって、もう完璧に
超一級のこけおどしエンターテインメントとして成立してる!

何より、奥菜恵の映画版1作目のプロットとほぼ同じでありながら、
何気にビデオ版〜日本の劇場版2本と繋がった話としても
観れるのが凄い!
もうルーカスもびっくりの呪怨サーガと呼んでよかろう。
(アメリカじゃ話が分かりにくいという声もあったそうだが、
これまでの呪怨シリーズで一番分かりやすいやんか!
つくづくバカだねぇ、アメリカ白人どもは・・)

「リング」貞子の千里眼実験エピソードを思い起こさせる
ザラついた映像で、
俊男くんと伽耶子さんの秘められた事件を見せられるにいたっちゃ、
おいらは、もはや恐いというより、かなり笑た!笑た!!
今回の俊男くんと伽耶子さんの出張活動にも
腹がネジレルくらい楽しませてもらいましたが、、、
やっぱ一番ゾーッとした(でも笑えた)のは、
インデペンデンスデイ大統領の写真のくだり・・
恐怖映画での写真の使い方は、まだこの手が残ってたか、ちくしょう!!

まぁ良く出来た化け物屋敷アトラクションを体験したような
劇場出た後の満腹感が非常に心地よい、大好きな作品だ。


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by cinema-stadium | 2005-02-25 22:00

スタジアム管理人凹貞治


by cinema-stadium