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朝ドラ・ヒロインの条件

4月から始まった朝ドラの「純情きらり」だが、これまでのところ、最近のNHK東京制作の中ではダントツの安定感だと思う。その最大の要因は、ヒロインの宮崎あおいに尽きる。
笑ってる顔はもちろんだが、怒ってる顔、沈んでる顔、何かに夢中になってる顔、自分を抑えている顔、、、すべてが朝ドラヒロインの顔として完璧である。朝から見てて何とも気持ちイイ。



朝ドラ・ヒロインの条件_e0089956_10233952.jpgおいらにとって朝ドラヒロインの条件とは、どんな状況下でもハツラツとした雰囲気を持ってなきゃダメである。ちょっとでも頭悪そうな表情を見せたら(バカな女を感じさせたら)失格である。それらを満たしてないと、朝から不愉快になる。
ここ最近は、どちらも持ってないか、どちらか欠けてるよなヒロインが多かったが、宮崎あおいに関しては言うことなし。(どちらとも欠けてるヤツは、ブッシュと小泉が並んで談笑する図に匹敵するほど、胸クソ悪くなるんで途中で見るの止めたが、、)
室井滋のノー天気な明るさ、寺島忍のきっちりがっちりな堅さ、井川遥の痛ましい哀しさといった廻りのキャラの異質感が主役キャラを上手いとこ引き立ててるし。
お父さんの三浦友和がああなってしまって、一時はどうなるかと思ったけど、どうやら主要4女優で半年間は充分持ちそうですな。

正直、宮崎あおいは、これまで塩田監督作品「害虫」1本しか見たことがないんで、語る資格もないんだけど、この朝ドラヒロインのキャラはこれとして、それを今後の仕事で引きずって欲しくないとも強く思いますな。
「害虫」で見たときの彼女は、今の朝ドラキャラとマ逆のダークな妖しさが魅力でしたもん。今回の朝ドラも、いろんな役ができるカメレオン女優の一側面としての位置づけで!
by cinema-stadium | 2006-04-28 10:34

スタジアム管理人凹貞治


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